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海外の携帯電話とは


海外携帯を探しているあなたは、「GSM」という言葉を聞いたことはありませんか? そうです、このGSMこそが海外で最も使われている電波の名前です。 よくGSM携帯などと言われています。海外で携帯を使うには、GSMというネットワークに対応して電話機がまず必要になります。
じゃあ日本の携帯は?日本の携帯はW-CDMA(3G)といわれ、「第3世代携帯」と呼ばれています。 当然、使っているネットワークが違いますから日本の携帯をそのまま海外に持っていってもあまり使えません。 最近は、海外でも3Gネットワークが広がってきていますので、3Gを採用している国であれば海外で使うことができます。 3Gは、韓国・イギリス・フランスなどエリアは広がってきています。

最近では「世界ケータイ」や、「日本と海外両方で使えるケータイ」としてでていますが、この中にはもちろん3G携帯も含まれています。 そして、「3G+GSM」の携帯も入ります。 そうです、3Gのエリアと、GSMエリアが使える携帯です。 世界の殆どがGSMネットワークを採用しているため、いつも日本と韓国は「GSM圏外」でしたが、 3Gつまり日本と韓国も使えるエリアが加わることで「世界ケータイ」や「All in One」などと言われ、 世界で1つの携帯で使えるようになっているのです。

今、持っている日本の携帯を調べてみて下さい。
Au ・・・グローバルパスポート→CDMA方式を使って海外で使用可能
DoCoMo ・・3Gケータイ→3Gのエリア内のみで使用可能
3G+GSMケータイ→ほぼ世界中で使用可能
Softbank ・・・Softbankへお尋ね下さい

GSMネットワークの種類


同じGSMでも、ネットワークの周波数が違えばその周波数に対応していない電話機を持っていっても使えません。 おおまかにいうと、ヨーロッパ・アジア・オセアニア・アフリカは900/1800です。アメリカは1900、南米は850/1900(900/1800もあります) 例外は、もちろん日本と韓国。この2カ国でGSM携帯は使えません。
電話機を探しているとき、「デュアルバンド」「トライバンド」「2バンド」など聞いたことはありませんか? これは周波数によって呼び名がわかれているのです。

デュアルバンド・2バンド=900/1800
トライバンド・3バンド=900/1800/1900
クワットバンド・4バンド=850/900/1800/1900

例えば、アメリカ(850/1900)に行くのに、デュアルバンドを持っていても使えないのです。 アメリカで携帯を使うには1900が入っている携帯、つまりトライバンドかクワットバンドでないといけません。

海外携帯のしくみ


みなさんはSIMカードという言葉を聞いたことがありますか?おそらく最近、日本の携帯を買った人は既に持っています。 今、持っている携帯の電源を落とし、バッテリーを取ってみてください。小さいICチップが入っていませんか? そうです、これが「SIMカード」です。 日本の携帯電話会社(キャリアといいます)、DoCoMoはFOMAカード、SoftbankはUSIMカード、AuはICカードとよんでいます。 このSIMカードは小さいですがとても大切なものです。 このSIMカードには電話番号・通話料金体系・アドレス帳(SIMアドレス帳)などの情報がこの中に入っているのです。 最近の日本の携帯もほとんどがこのSIMカード式の携帯電話になってきました。 さきほども言いましたがこのSIMが電話番号を持っているため、SIMカードを入れ替える=電話番号が変わるということになります。

SIMカードにあまりなれていない日本人にとっては、「ただのICチップ」ですが電話機よりも重要なものですのでなくさないように!

SIMロックとは? - 特定のSIMカード以外の使用制限


SIMロックって聞いたことはありませんか?
購入したGSM海外携帯電話機によっては、他社ネットワークの利用を制限するためのSIMロックが設定されている場合があります。 その場合、初期に購入したSIMカードしか端末が受け付けないようになっており、自由にSIMカードを取り替えて利用することが出来ません。

なぜSIMカードを交換する必要があるのか?さきほども書いたように「通話料金体系」はSIMカードに依存しますので、
AのSIMの通話料は1分20円だけど、BのSIMは1分10円である。
あなたならどちらを選びますか?もちろん、BのSIMですよね? じゃあ、BのSIMを入れて使っていたら今度はCのSIMがなんと1分5円だった!当然、CのSIMが良いわけです。 CのSIMを買ってBと交換すれば安く抑えられます。 こういったことが出来ないように、Aの会社がAのSIMしか使えないようにロックをかけてしまう、このことを「SIMロック」と言います。
ただし、SIMが番号をもっていますので入れ替える度に電話番号がかわるということです。

簡単にいうと、DoCoMoのFOMAには、FOMAカードが入っています。 例えば渡航先でFOMAの料金より安いSIMをみつけ、入れようとしても受け付けません。 これは、DoCoMoが電話機本体にFOMAカードしか入れられない様にロックをかけてしまっています。 これは、解除することはできません。同様にソフトバンクの携帯もソフトバンクのSIMしか使えません。
では、海外の電話は?というと殆どロックはかかっていません。 ですので電話機1台あればSIMを入れ替えるだけで、キャリア(SIMカード)を交換できるというわけです。

SIMロックの確認


お持ちの端末にSIMロックが設定されているかご不明な場合は、ご購入先に問い合わせるか、 別のSIMカードを入れて作動するかで確かめることが出来ます。 もし、現在日本で使われている電話機にSIMが入っていたら、メニューに入れれば、SIMロックはないと判断できます。 ロックがかかっている場合は電源をいれた時に「Please insert SIMカード」や「○○のSIMを入れて下さい」というメッセージが出ます。 その場合は、SIMロックがかかっていると判断されます。

とりあえず、海外で携帯を使うのに必要になるものは2個!


携帯電話機GSM携帯電話 と  SIMカードSIMカードです。 これがないと携帯電話は動きません。

更新日:2008 / 1